去印度 第五天
- 2006年 2月23日
- カテゴリー : タビ

朝7時前SNさんに起こしてもらい、ダウンジャケットをはおり、ストールを巻いてテントを出ると少し空が明るくなり始め、東の空が徐々に染まりつつあった。おのおの小高い砂丘の上にのぼり、深い青からオレンジに変わっていく空をただ眺める。昨日の夜と違ってちょっと風があり、かなり冷たい。下を見ると綺麗な砂紋が出てきていて、そこに糞転がしの小さな足跡が永遠続いてた。
みんな寒さに身震いしながら席に着くと宿で食べたのと同じメニューの朝食が出てくる。同じはずなのに出来たてのオムレツはなぜか宿で食べるより美味しく感じるのは砂漠だからか。粟を煮たオートミール様なものが出たのだけど、欧米人チームはこれにジャムとコンフレークを入れるというありえない食事をしてた。絶対まずいと思うんだけど、あれは。。。
帰りの道もまたラクダのコブの間で揺られて帰るのかなぁとちょっと心配してたら、今度は荷台の様なものに乗って帰るとのことで一安心(笑 落ちる心配もないので帰りはゆっくり砂漠の景色を眺めることができた。到着すると近くにある学校から子供たちが出てきて、物珍しそうに集まって見てる。ちょっとちょっとずつ近づいてくるその様子がなんともかわいらしい。まだ田舎なせいかすれてなく特にものを欲しがるでもなく単純に見慣れぬアジア人に興味があるようだった。
宿に戻り会計を済ませるとすぐに出発。向かうは別名「ピンク・シティー」のJaipur(斋普尔)。これまた長距離になること間違いないので、その前に腹ごなし。当然カレーも頼んだのだけど、本日の目玉はこちら。インド風焼きそば。どうせカレー味でしょと思ってたんだけど全然違ってた。予想を裏切る美味しさ。中国の炒麺のような、でも味はまたちょっと違うなぁ。何を使っているんだろう。
カーチェイスのごとく車を飛ばす運転手。道路にはラクダがゆっくり歩いているかと思えば、正面からどでかいツアーバスやトラックが来たり、まともに正面を見ていたら冷や冷やして落ち着かない。それでもうまいこと走るもんで無事故ノーエンスト。素晴らしい。
突然道からラクダがいなくなり、周りの景色もがらっと変わる。対向車線を走る車も増えてきた。Jaipurはもう間近。

到着したのは夕暮れ時。ピンクというよりオレンジに近い建物が、ずっと続いている。城下町として栄えたあとが今もまだ十分残っているとても賑やかな街。日が暮れる前にとりあえず一番有名な風の宮殿を見に行く。なんか薄っぺらい変わった建物。なんでも街に出ることができなかった宮殿の女性達が街の様子を眺めるために建てられたものだとか。ここはさくっと見て終了。街中に突如現れる湖を眺めながら一休憩したあとSNさんオススメの夜景スポットNahargarh Fortへ。

真っ暗になる寸前の深い青の空に、古い宮殿にともる小さな灯り。静寂な空間広がる絵になる風景。なんだかとてもかっこいい。お茶でも飲みながら夜景をと思っていたら、カフェからレストランに変わってしまっていた。仕方なくサイドに回り、Jaipurの夜景を眺める。確かに今までまわってきた中でもかなり賑わっているところだなとは感じていたけど、こんなにとはねぇ。この街の入り口からのびるメイン通りは、やはり光が集まっていてきらびやか。どこかでまた結婚式があったようで、風に揺られて爆竹や音楽の音が聞こえてきた。ぬるい風と城跡をバックに夜景。全然人がいないのが不思議なぐらいだった。
日本のように電灯などない下りの山道を、ジェットコースのごとく飛ばす運転手に身を任せ、たまに本当に宙に浮いてるような感覚に不安を覚えながらも無事に宿まで到着。一人部屋だったのはインド初日とこの最終日のみだった。とりあえず荷物を置いてチェックインの手続きが済んだら、近くのレストランの場所を聞いて、3人でぶらぶら散歩がてら行ってみる。歩けど歩けどレストランらしきものは見あたらず、結局ホテルに入って既にクローズしてたところを開けさせて注文。
本場のタンドリーチキンって初めてかも。そしてあまり好きじゃないかも。うーん、チキンはタイとかのすっぱ辛い方が断然美味しいな。カッテージチーズのカレーはどこで食べても美味しかったんだけど、SNさん曰くこのチーズは簡単に作れるらしい。本当なのか。。。作れたとしてもこのカレーの味が無理だけど。明日はagra(阿格拉)に寄り、dellhiへ戻る。早いもので残すはあと1日。蚊と格闘しながら就寝。

